3月の山行

京都トレイル




伏見竹之下道


◎実施日   2026年3月9日(月)から11日(水)
◎参加者  男性2名、女性2名 
◎費用 交通費:大人の休日クラブ利用JR 約20000円、坂本ケーブル往復1740円   そのほか京都市内4000円 入場料:根本中堂1000円 桂離宮1000円  宿泊費:2泊14516円  合計約43000円プラス飲食代  
◎集中連絡先 (Yh) 
◎行程
 
   9日(月)
 我孫子5:53-(上野東京ライン)-6:34東京7:03-ひかり501号―9:37京都10:00― JR奈良線―10:05稲荷 伏見稲荷大社10:20・・竹之下道・・深草十二帝陵・・大岩山展望所・・伏見桃山城・・16:00酒蔵の街・・寺田屋・・黄桜カッパカントリー(夕食)-ホテル
  10日(日) 京都駅7:47―湖西線―坂本・・ケーブル坂本駅9:00―ケーブルー延暦寺駅・・根本中堂・・文殊堂・・休憩所(昼食)・・鐘楼・・東塔・・延暦寺駅―ケーブルー坂本駅・・京阪坂本―京阪―三条・・京都散策
  11日(水)  京都‐地下鉄8:00―四条・・烏丸―阪急―上桂・・9:00苔寺谷・・ピーク・・10:45松尾山(275.6m)・・12:00嵐山芳山(昼食)・・嵐山‐阪急―桂‐バスー13:50桂離宮(見学約1時間)14:30・・桂‐阪急―烏丸―地下鉄―京都駅16:08―ひかり514号―18:42東京―我孫子



 ◎感想  3月9日(月) 

「東山1コース」 東京から各々ひかり501号に乗り京都駅ホームで全員集合した。奈良線に乗り換え稲荷大社に着く。朱塗りの美しい稲荷大社では雅楽が演奏されていた。今では一万本が立つという朱塗りの千本鳥居は外国人観光客であふれていた。奥社の上にトレイル標識35番がありここが前回山行とのつなぎ目となる。山道を折り返すように登る。しばらくすると「竹の下道」に出る。両脇に広がる竹林は綺麗に手入れされていて、タケノコシーズン目前。今にもタケノコが顔を出しそうだ。鳥居の道から外れても石碑や赤い鳥居やお社がいくつもたっていて歴史を感じる道だ。いったん住宅街に降りていく。「深草十二帝陵」は奈良線の線路際の住宅街の中にあった。鎌倉時代から戦国時代が終わるまでの300年の十二人の天皇の陵墓がある。そばには仁明天皇陵もあったがここも住宅が押し寄せ、入り口と陵墓の間に住宅があった。大岩街道を渡り、林の中に再び入る。大岩神社の鳥居は日本画の堂本印象の作という。ひと登りした大岩展望所からは桃山城の天守閣、大阪のビル群、天王山から嵐山に続く西山。京都市の南半分が見えた。ここで遅い昼食をとり、桃山城に下る。桃山城は昭和39年に天守閣が再現されたが現在は耐震の関係で中には入れない。大天守、小天守と並ぶ立派な建物だ。坂を下り明治天皇の桃山御陵に続く鬱蒼とした敷地に入る。御陵まで往復30分以上かかるので諦め、坂本龍馬が襲われた寺田屋と酒蔵地区を目指す。運河沿いに出て月桂冠の長く続く酒蔵を見ながら歩く。運河は宇治川を通り淀川に出て大阪に通じる昔の物流の重要な航路で人も運んでいたので、坂本龍馬もここに滞在することが多かったようだ。その寺田屋は月曜日で休みだった。黄桜の酒倉跡のカッパカントリーで夕食にする。美味しいお酒と食事に大満足。




大岩神社 堂本印象の鳥居



伏見桃山城



伏見の酒蔵


 3月10日(火)

今日はメインの比叡山に登る。夜のうちに降った雨が北のほうの山には雪になっていた。 昨日の歩数は3万歩近かったため昨日のうちに計画を逆方向にして山頂までケーブルカーで上がり銀閣寺まで下ろうといっていた。雪山の用意をしてないがとりあえずケーブルで山頂へ行き様子を見ることに。滋賀県側の坂本ケーブルに乗ることとして、京都駅から湖西線に乗った。坂本駅から日吉大社に続く参道は素晴らしかった。両側が穴太(あのう)衆の作った穴太積み石垣の続く道路で桜などの木が植えられていて木々の緑と石垣と石畳の調和した見事な道だった。比叡山高校の高校生が元気に上っていく。私たちは彼らに声をかけながら少し遅れ気味についていった。 坂本ケーブルは日本で一番長いケーブルカーだそうで30分に1本「縁」と「福」と名付けられた車両が交互に運行される。上から降りてきた「縁」は雪を窓につけていた。途中信長の比叡山の焼き討ちで亡くなった人たちの供養の石仏が収められている洞窟がある駅等二か所の駅を通過して、比叡山駅に着いた。山頂駅は真白だった。延暦寺方面に雪の積もった滑りやすい道を上る。比叡山の木々は雪を被りとてもきれいだ。時折、風に乗りさらさらと落ちる様子も眩しかった。延暦寺のゲートで料金1000円を払った。根本中堂は2016年から15年をかけた改修工事中で大きな囲みの中の工事用足場のところから改修の様子を見学できた。本堂の大屋根には銅板、回廊には栩葺き(とちぶき)を屋根全面に葺くそうだ(栩葺きとは竹釘で板を打ち付けること)。欄間の彫り物、天井絵、柱の塗り替えなど国宝で世界遺産でもある根本中堂の改修は様々な技術の伝承でもあるとあった。 根本中堂から雪の積もった急な階段を文殊堂へ。雪が積もった朱塗りのお堂が美しい。休憩所にいったん入り昼食をとることにした。外はまた雪が降ってきた。昼食後どうするかを話し合った結果、滑りやすい下りは避けて、来た道を坂本ケーブルで降りることになった。昼食後は東塔を目指し、途中の鐘撞堂で各々鐘を突いた。大講堂や戒壇院、東塔等、延暦寺の中心部を見学し、坂本ケーブルで山を下り、京阪電鉄で京都三条にでた。三条駅から鴨川を渡り先斗町を歩き錦市場へ。錦市場は外国人受けする食べ歩き用のお店が多くなり、前からの店がどんどん消えていきインバウンドの弊害を感じた。前回立ち寄ったイノダコーヒー本店で深煎りの「アラビアの真珠」を愉しみ、京都駅前の居酒屋で乾杯となった。





日吉大社参道



比叡山 鐘楼



 3月11日(水)

京都駅から地下鉄、阪急を乗り継ぎ、阪急嵐山線の上桂で下車した。 上桂駅から鈴虫寺、苔寺のまえを通過して苔寺谷から山道に入る。最初竹林の中の道を結構歩く。竹林はやはり荒れ始めていて手入れする後継者がいないことが惜しい。通行止めになっているところに出くわしたが右の斜面にトレイルの標識があった。この地点はトレイルのガイドブックでは分かりにくい。ここで出会った男性は通行止めを越して保津峡方面に出るとの事。私たちは竹林の中、急な梯子を上ったり思わぬ楽しい道となった。43番のピークのあたりから下草にはウラジロが多い。木は灌木が多く高い木が少ない。圧迫感のない明るい林が続く。そういえばところどころに地元の自治会の小さな看板が有ったり、地元消防団が置いた雨水のたまったドラム缶が有った。地元の人の手入れの行き届いた山なのではないかと思った。嵐山の山は松が多い印象だけれど、以前ニュースで嵐山の松が松くい虫の被害にもあったと聞いたことがありその結果の灌木なのかもしれない。32番では15分くらいで山頂に行き同じ場所に戻るということで、リュックを置き周ってくる。途中展望の良いところからは 愛宕山や渡月橋、が見え少し剥げたようなところは人が多い。昔子供のころ遊びに行ったモンキーパークのようだ。32に戻ると、二人の地元の男性がいた。そこから見える景色について教えてもらった。

雪を被った比良山がちらっと見えたり、右のほうにもしっかり雪を被った山があり伊吹山かなあ等と。下り道、十三参りの法輪寺のそばを通りTnさんと私は十三歳の頃お参りをして知恵をいただいたことを思い出した。お参りの後、小さな橋を渡るまで振り返るとせっかくいただいた知恵を返してしまうのに私は父に後ろから呼ばれて振り返ってしまった!!12時にHmさんからの提案でお気に入りの芳山というお蕎麦屋さんに松尾山から予約を入れたのが功を奏して、たどり着いたときは並んで待っている人の間をすぐに座らせてもらえた。お蕎麦は細めの手打ちでお出しがとても美味しかった。Hmさんのご希望がかないミッション一つ完了。 桂離宮ではグループに分かれ、ガイドさんに一時間をかけて案内してもらった。17世紀に宮家の山荘として造営をされたのが始まりで1662年にはほぼ今の姿となり、その後火災にも合わずほとんど創建当時の姿を残しているそうだ。教科書に載っている中書院などの内部は見学できなかったが、池をめぐり土橋、板橋、石橋、飛び石とめぐる間に、同じ池が様々な表情を見せ、随所にある茶室に続く道をたどる一時間。ゆっくり名園を楽しんだ。 この日のミッションに桂離宮が加わり、2時の桂離宮受付までに嵐山の芳山(そばや)の昼食も選択肢に入れ結構打ち合わせた。 結果すべてのミッションをクリアできたのは大満足の一日だった。

京都駅まで、阪急、地下鉄を乗り継ぎ、奈良に行かれるMmさん、別便で帰られるTnさんと別れ、Hmさんと私は予定通りの新幹線に間に合った。 *三日間、皆様お疲れさまでした。集中連絡先のYhさん有難うございました。




松尾山へ



松尾山頂



浜離宮庭園



桂離宮 園林堂



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