3月の山行


湯檜曽川右岸 雪上訓練


湯檜曽川より武能岳を望む

日 程 2026年3月21日(土)~22日(日)  
参加者 男性6名  
行 程 3月21日  天王台5:38⇒6:15上野6:26⇒8:15高崎8:27⇒9:33水上9:42⇒9:51土合10:35⇒10:50土合バス 停留所前11:20⇒12:20休憩用小屋12:40⇒13:05テントサイト着、テント設営後14:20~15:30頃まで訓練 
3月22日  起床 5:30 朝食後 訓練7:50-10:30、テント撤収10:30~11:20、テン場出発11:40⇒13:10 土合橋バス停留所前⇒13:25土合駅前(バス)13:55発 ⇒ 14:15水上発(JR)14:23⇒15:27高崎15:36⇒17:32上野17:40 ⇒我孫子18:13 
費 用 JR往路3,850円+3,520円=7,370円、バス800円、食材費等 約800円、合計 約9,000円 (JRは3/14から運賃値上げにつき少し増額となる)    ★大人の休日会員の場合は運賃が70% 運賃合計 5,960円 


【訓練概要】
 (初日)
ぐずついた天気が2~3日続いたが、当日は右左の車窓に赤城、榛名の山並みが望まれる好天気。水上から土合橋までのバスは1時間以上待たなければならず、土合駅下車とした。幸か不幸か有名な土合駅の462段のトンネル階段を上ることになった。山屋の定めとはいえ20kgfの重荷を担いでの急登は応える。涼しいトンネルの中だが、上り終えるころには、さすがに額が汗ばんでくる。
お目当てのモグラ階段を観光客らしき身軽な格好の男女がつぎつぎ下りてくる。駅舎に到着すると、駅員は数名いるようだが改札は無人でそのまま通り過ぎることができる。トンネルを抜け三角の屋根がシンボリックな駅舎の広場に出る。白毛門だろうか、しっかりと雪に覆われた威容をのぞかせる。駐車場となっている駅前広場を抜け、車道に沿い15分ほど登ると湯檜曽川にかかった橋と玉石を積み上げたがっしりと積み上げた堰堤が目に飛び込む。ここからは雪をまとった中洲の間を幾筋かの湯檜曽川の流れが一望できる。河畔の樹々の芽吹きはまだのようで細枝が靄のように間近な山々の遠景を遮る。いよいよ川岸の幾分緩んだ雪面に足を踏み入れる。山側上方には車道が通っており木々の間から時折、
宿泊施設が見え隠れする。この時期、我々以外はいないのではと思っていたが、数組の高校生くらいの若者のグループとすれ違ったかと思うと、今度は西洋人のグループが後から追い抜いていく。昼過ぎころまでは結構にぎやかなハイキング道のようだ。途中の小屋で昼食をとり、13時過ぎには本日のテント場適地を決める。3月16日にパーツの点検を兼ねてテント張り講習をしたにもかかわらず、やはりT氏の指示を仰がざるをえないのは、まだまだ訓練が必要ということか。ほぼ無風という好条件であったが、風が強い状況でのテント張りは、素早く組み立てる必要があり、一層の手順の習熟が必要だろう。いよいよ初日の訓練(14:20~15:10)となる。概要は以下の通り。
1.急斜面でのピッケル支持歩行(上り、下り)
2.トラバース歩行
3.滑落停止
初日は訓練を早めに切り上げ、荷物をテント内に持ち込んで食事の準備となる。
名物の闇鍋をつつきながら、めいめいに持ち込んだ酒やつまみで大いに盛り上がる。


長い階段の登り始めは余裕 谷川岳の入口、土合駅前 

 雪上訓練らしくなってきました。  数回、渡渉する場所もあります。

野営地に到着、テント設営訓練開始! 想像以上に時間がかかりました・・・。 



見た目以上の急斜面での滑落防止訓練。


テントの中での宴会。今日も一日お疲れ様でした。


(2日目)
5:30起床、お湯を沸かしてカップ麺で体を温め、各人荷物を整理し手際よく訓練準備に取り掛かる。本日の訓練メニューは以下の通りだが、さすがに朝は冷える。雪は氷結してスコップを入れても昨日のようには掘ることは難しい状態。昨日の斜面は一部ではかなり手ごわいアイスバーンのようになっている。(7:50am~10:30am)
1.アイゼン、ピッケルによる急斜面の登攀訓練
2.トラバース時の歩行訓練
3.急斜面での滑落停止(滑りすぎるため中止)
4.緊急搬送(応急担架作成、けが人搬送)訓練  


冷え込んだため昨日よりよく滑ります。   救助訓練


2日間の雪上訓練は穏やかな好天気に恵まれテント設営、雪面の状況も午後の緩んだ状態、早朝の固くなった雪面等、初級者用の訓練場としてはそれなりに充実していたと思う。中級用としては新雪時のラッセルや雪洞築造等まだまだあるだろうが、急斜面でのトラバース時の態勢保持等、今回実施の初級編であっても体の柔軟性や実戦での繰り返しで身体に覚えこませる必要がある技能であるとも感じた。
 さすがに60歳代に入ったばかりのIさんの馬力とタフさは羨ましくもあり敬服した。今後の活躍を期待します。
またTさん、Kさんには指導員として奮闘していただき、ここであらためて謝意を表します。以上 



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