5月の山行


中倉山(栃木県日光市)



中倉山尾根から松木川渓谷および北方の山々を望む

日 程 2026 年 5月9日(土) (日の出 4:41、日の入り 18:38)
参加者 3名  
行 程 【往路】 4:50 我孫子発-(常磐道、東北自動車道、日光宇都宮道路)清滝 IC 下車 122 号線 ―250号-足尾町愛宕下銅親水公園駐車場 7:15着
(登山行動)銅親水公園駐車場発7:30-8:30中倉山登山口(907m地点)8:47-10:32分岐1427m 地点-10:52中倉山11:20(昼食他休憩35分)-11:25孤高のブナ11:35-11:46沢入山方面 の岩場まで(分岐より 80m 進んだところ)-12:10 分岐(1441m)-13:14 中倉山登山口 (907m 地点)-14:20 銅親水公園駐車場戻
【帰路】銅親水公園駐車場発15:00-17:30我孫子着
[歩行データ]・歩行距離 10.7km、標高差 上り 891m 下り911m ・歩行時間 6時間50分+休憩時間 40 分
 費 用  高速代¥7,470+燃料費¥4,611、その他自家用車¥6,000 につき 3 人参加で¥2,000/人負担、
運転手代¥4,000は全員免許あり交代運転で負担なし。よって約¥6,000/人
装 備

春季の標準装備。早朝まで雨の予報のため軽アイゼン、当日は強風予報であっため防寒着は 特に留意。


【概要】
予報では予定する土曜日夜間は2℃まで冷え込み、朝9:00am頃まで小雨がぱらつくとのこと。
懸念事項は東北地方や北海道には二つ玉低気圧が居座り、太平洋側は晴天にも掛かわらず、日本海側は 荒れ模様で、山岳部では不安定な気象で強風が予想された。
中倉山へは早朝に出発すると我孫子から柏ICで圏央道川口JCT~東北道宇都宮IC経由日光 宇都宮道、国道120号線~122 号線経由で足尾の田元交差点を右に銅街道(県道250号)にはいり 3.5km ほどで銅親水公園に到着。
途中、旧間藤水力発電所や廃墟のまま放置された精錬所建物を左に見て進むが、さびれたとは言え、郵便局や神社もあり、かつては繫栄したであろう足尾の街並みを、 ゆっくりと歩いてみるのもいいかもしれない。
銅親水公園の施設へは左岸(山側)にある40~50台ほど駐車可能な駐車場から、見事なカスケー ドを形成する松木川の砂防堰堤を右手に見てモニュメンタルな斜張橋を渡っていく。
橋はまさに観滝台ともいうべきもの。親水公園には水洗トイレはあるが、残念ながら開館は9:30~とのことで朝の早い我々は利用できなかった。
中倉山には駐車場側に戻り、松木川、久蔵川、仁田元川が合流する地点からスタートする。
中央の 松木川を300m程さかのぼり、橋を右岸に渡り、山すそを回り込んで仁田元川の左岸のコンクリート 舗装の林道にでる。
標高差150mほどの平坦で歩き安い道だ。
2kmばかり歩くと中倉山登山口にたど り着く。ここから山頂までは標高差630m。小雨の後で滑りやすい急こう配の登山道が始まる。
当日 は8m/s程度の強風予報であったが、登山口はその兆候も見られなかった。
しかし1時間もしないう ちに駆け下りてくる人がいる。ずいぶん朝早くから登ったのかと思いきや、山頂は死の危険も覚える
ほどの暴風状態で断念して降りてきたとのこと。
まさに予報的中かと心配になるが、行けるところま で行こうと覚悟を決め、きつい登りを続ける。
だんだんと降りてくる人たちが増えるが、風も少し収 まってきたとの情報も出てきて安堵しつつも、高度を上げるに従い徐々に風は強くなる。
それでも大 きな遅れもなく中倉山登頂に成功。
しかし昼食を摂ろうとするころには風は収まるどころか時折 15m/s くらいはあるかと思われる暴風が吹き荒れる。
予報に違わずアラレの小粒も時折、頬にあたる。体感温度がどんどん下がり、持っ てきていた衣類を着込んで強風と寒さに耐える。昼食は、隠れるところはないが、3人が座るに好都合の小さなふんわりとした草原があり、そこに落ち着く。
強風の中なので食べ物の包み紙が飛ばされないよう気を付けながらそそくさと食事を終える。
強風の恩恵で周囲の山々はくっきりとしたシルエットを際立たせる。足尾のグランドキャニオンと 呼ぶらしいが、一部は黒色の山肌を露出させ、樹木の少ない向かいの峰々や、その奥に連なる新緑の 峰々のコントラストも絶景だ。
尾根を西方に200mほど下ると孤高のブナの木も見える。周囲は広場 状になっており10名程度の人が集まっている。
ブナの木は葉の茂り具合が期待していたより少ない。 枯れずに頑張ってほしいものだ。
早朝よりは幾分、風が収まる時期もあるため沢入山を目指す人もいるので、我々も50m ほど進んでみるが細尾根の岩稜となり、これ以上進むのは我々の年齢と体力では危険と判断し潔く退却を決意。
沢入山はまたの機会とし、山頂を降りることとした。 急こう配の滑りやすい登山道は危険な下りで慎重な歩行が要求されるが、日射のおかげで道は幾分 しまって朝方よりは歩き安く、快調なペースで駐車場に戻ることができた。
帰りの道すがら周辺の植 林状況が観察できる。松木川に迫る両側の山々は、一度は草木も生えぬ山肌となったが、官民の共同により緑の再生作業が続けられているとのこと。
山の頂まで整然と植林され徐々に緑が復活してきているのがうかがえる。
また、銅親水公園には、足尾環境学習センターがあり、足尾銅山の歴史や足尾の自然環境や人々の暮らしに焦点をあてた展示コーナーがある。
とくに62歳で逝った立松和平氏に 関する著作が壁の棚を埋め尽くしていた。
また彼を含めて多くのボランティアの方々が植林に携わってきたことを壁面に展示された写真パネルで知ることができる。
同センターの運営はNPO法人足尾 に緑を育てる会が行っており、体験植樹もできるようである。
最後に川名、安原さんにはコンデションが悪い中、着実な歩調で急斜面をお付き合いいただきあり がとうございました。
残念ながら強風で沢入山には行くことができませんでしたが、周囲の絶景を楽 しみに再度のチャレンジをしたいと思います。



銅親水公園駐車場での集合写真 

中倉山方面の山並み



駐車場から上流側の堰堤

つり橋から下流側の渡良瀬川方面

           

つり橋から見る堰堤

銅親水公園駐車場

         

堰堤上部の河原、
右川岸を大回りして左側の山裾を回り林道を1時間ほど辿る

中倉山登山口
ここから急こう配の登りがスタート



登山口からののぼりはじめ

標高1300M付近



頂上(標高1510m)付近で松木沢を挟んだ北側の山並み

中倉山にて



中倉山にて

孤高のブナの木



庚申山や皇海山方面

庚申山や皇海山方面



北東側の日光方面の山並み

個々のブナの木の手前尾根から西側の峰々



下山道1200M付近

下山道950M付近での山ツツジ



長い林道を降り久蔵川河畔風景

銅親水公園展示施設と環境教育施設





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