7月の会山行

悪沢岳(3141m)~赤石岳(3120m)





東岳(悪沢岳)から中岳への稜線




◆日 程 2026年7月25日(土)~29日(水)  
◆参加者  L TH  TU IH  集中連絡先:FT
◆コ-ス・タイム 日の出4:50、日の入り18:55
  【25日】   5:30発(我孫子)-14:00着 畑薙夏季臨時駐車場15:00畑薙夏季臨時駐車場
東海 フォレストバスにて 椹島ロッジ着16:10着 椹島ロッジ泊
  【26日】 椹島ロッジ5:25-5:43笊が岳登山口-7:44小石下7:47-11:30駒鳥池11:53-12:30千枚小屋
【距離】  9.4km、標高差上り1652m下り160m 
【歩行時間】 7時間05分(休憩時間 34分含む)  
  【27日】 千枚小屋4:00-4:52千枚岳5:18-6:06丸山6:23-6:53悪沢岳(東岳)7:23-8:49荒川中岳避難小屋
9:06-9:10 荒川中岳9:21-9:23前岳9:38-10:45荒川小屋                             【距離】6.3km、標高差上り745m下り738m 
【歩行時間】6時間55分(休憩時間 56分含む)
  【28日】 荒川小屋4:00-4:51大聖寺平4:56-6:05小赤石の肩6:42-6:25小赤石岳6:42-7:09赤石岳7:40-9:54
富士見平10:10-10:43赤石小屋
【距離】 6.3km、標高差上り694m下り767m
【歩行時間】6時間48分(休憩時間 1時間4分含む)
  【29日】 赤石小屋4:00-7:41赤石岳・聖岳登山口7:51-8:00椹島ロッジ着 椹島ロッジ前10:30発-畑薙夏季
臨時駐車場11:30着 第二東名、圏央道経由で各自19:00過ぎに帰宅。
【距離】 5.1km、標高差上り28m下り1452m
【歩行時間】 4時間00分(休憩時間 10分含む)
◆費 用 往路 26日 5:30発-15:00畑薙夏季臨時駐車場 (柏IC~静岡IC)高速\5110 
  復路 29日 10:30椹島(東海フォレストバス無料バス)-11:30畑薙ダム夏季臨時駐車場11:50
畑薙ダム 夏季臨時駐車場-新静岡IC-東名海老名JCT-圏央道経由鶴ヶ島JCT-つくば
牛久IC出-藤代-天王台19:00着、
高速\6800 往復燃料代\9100 レンタカー費用 \47000 交通費計 \22,670/人
  【宿泊代】 椹島ロッジ\15,500(3名/1室)(風呂無料)
  千枚小屋 1泊夕食+朝 寝具あり\16500弁当付き 収容人員80人
  荒川小屋 1泊夕食+朝 寝具あり\16500弁当付き 収容人員50人
  赤石小屋 1泊夕食+朝 寝具あり\16500弁当なし 収容人員100人
  小計 \65,000程度+椹島ロッジ シャワ-代 \500、合計費用  \88,170
◆装 備 (個人装備)防寒具、行動食、雨具、ファ-ストエイド、水、ヘッドライト等 (共通装備)ツェルト







行程



≪ 登山報告≫
【25日土曜日 椹島まで 】

本日は椹島ロッジまでの移動日。我孫子駅北口5:30am発で、14:00前に畑薙夏季駐車場に到着、定刻通り15:00
24~5名乗りのバスに乗り込む。途中、道路にひび割れが広がり崩落の危険があるため200m程度、車から降りて歩行することなった。16:00過ぎに椹島ロッジに到着。




【26日日曜日 千枚小屋まで】

4:00am起床、朝食は5:00amからとのことで食事をして行くこととする。5:30am過ぎロッジを出るとほどなく登山道沿いにある井川山神社に安全祈願。車道を進むと20~30m隣り合わせに赤石岳・聖岳登山口と千枚岳・二軒小屋登山口の表示がある。後者は吊り橋を2回渡り急登が始まる。1時間半ほどの急登で衣服調整するも汗が噴き出すつらい登り。ほどなく岩頭の見晴台に着く。以降は尾根筋の比較的緩斜面の登りで淡々と歩を進める。1850m付近からは緩急の勾配が変化する登山道をたどりると駒鳥池に至るが、草地に過ぎず水面は見えない。小休止してさらに40分弱で12:30千枚小屋にたどり着く。山小屋はきれいで、しっかりした作り、80人収容とのことだが、 1、中2階、2階とも満室のようだ。5:00pmから夕食をおいしくいただく。7:00就寝。             







揺れる吊り橋(板のつなぎ目が怖い)



岩頭見晴台から



千枚小屋         笠雲富士山 




【27日月曜日 千枚小屋~荒川小屋まで】

天気予報は午後から崩れる予報は変わらず。午前中に行動する方針とする。3:00am起床、幸い小屋は食堂の扉は開放して朝食弁当をそこで食べてよいとの便宜を図ってくれていた。3~4のグループは同様に早朝のスタートとしたようだ。4:00am千枚小屋発、ヘッドライトをつけて足元に注意して進む。 息を切らせながら50分ほどで千枚岳(2880m)到着。日の出間もない光線のなか悪沢岳、赤石岳は赤みを帯びて現れた。

朝の空気はすがすがしく、眺望もよい。千枚岳を下り、現れた梯子場を超えると次のピークは3032mの標高丸山。なだらかな頂上で四方の眺望は一気に開ける。ここからは天候に恵まれた今回の縦走のハイライトとなる悪沢岳(東岳、中岳)の縦走路となる。夕方には土砂降りとなるが、日の出から午前中は涼しく、時折半袖では寒いくらいの風が吹き、被服調整で小がまめに対処した。1時間単位で5分休憩の原則を守ることで皆、必要な行動は一緒に行うことで時間管理を適切に行い、結果として体調の管理もうまくできたものと思う。 丸山からは30分ほどで東岳に到着。ここから中岳への尾根を下り上り返す雄大なアプローチが始まる。標高3141mの東岳から中岳避難小屋のまでは両側に崖地のマークが続く尾根上を標高2920mのコルまで下り、3064mの中岳避難小屋まで登り返す。ここで一息入れ中岳までは標高差20m、わずか5分で到達する。さらに中岳から指呼の距離にある前岳にも立ち寄るが、南南西斜面の崩落が進んでおり立ち入り禁止の表示がある。 前岳の山名柱(3068m)を確認し、本日の宿泊地荒川小屋(標高2609m)を目指して下る。10:45am到着。

荒川小屋にはテント場があり、そばには沢があり水が豊富であることから、テント泊の人たちも7~8グループはいたようだが、当日夕方猛烈な集中豪雨に見舞われ、小屋へ避難してきた。赤石避難小屋が予約できなかったことで一泊小屋どまりが増えたが、一日の行程を午前中に収めることができ、無理のな安全な計画となったものと思う。







千枚岳山頂からの日の出



朝日に染まる赤石岳



千枚岳山頂



丸山から悪沢岳を望む(荒川東岳・中岳)



悪沢岳山                山頂直下で出会った親子サル



東岳から一旦コルに降りる



現前の中岳



左方には小赤石岳が控える(2920m付近のコルから)



中岳避難小屋            荒川前岳



 
【28日火曜日 荒川小屋~赤石小屋まで】

本日も3:00am起床、この縦走ルートの山小屋はどこも朝は弁当だが、暗い中、冷たいご飯を臓腑に流し込んで定刻の4:00amにいざスタート。前夜は星空が見えていたが、朝霧で視界はよくない。黙々と歩を進めるが早朝の寒さで着込んでいるため、しばらく歩くとたちまち汗が噴き出す。ここで被服調整。ところが標高はあり遮るものはないため急に冷たい風が吹きだすとまた着込むことになる。何度か繰り返しながら開けた大聖寺平(2720m付近)に到着する。 しかし依然として霧は晴れない。地図にはチングルマゾーンと記載されている。花が終わった後には綿毛状の穂となり風車(稚児車)に似ていることからその名の由来というが、下の写真はそれだろうか。

大聖寺平から小赤石への登山道わきの花畑 赤石岳への最後の登り いよいよ小赤石岳の肩(3030m)への急登が始まる。ここを過ぎれば赤石岳までは標高差50m、水平距離500mほどで、地図を見ると左側が崖地で切れた岩尾根。絶えず吹き上げる風で霧が巻き上げられてくるが視界も効かないため、さほど恐怖感は感じない。こうした中でも窪地で灌木で囲われた無風のテント場の適地ともいうべき場所もある。休憩するにはぴったりのところだが長居はできない。数分ほどしてついに標高3121mの赤石岳に着く。しかし依然として霧にまかれ周囲の山並みは姿を見せない。待つこと20分、時折山影を現した周囲の山々がわずか10数秒か、赤石避難小屋も全貌を現し背後の黒々とした崖地も姿を現すが、シャッターを切る暇もなく白い帳に沈み込む。残念ではあるが天候の心配もあり30分粘った末、頂上を後にすることとした。

帰路に就くと薄霧の中に親のライチョウの下で3羽の子供がえさを求めて動き回っている。しばし目を休めるも下山を始め沢に沿って一路、赤石小屋を目指す。途中10か所ほどの短管パイプで組んだ橋を渡ることになる。下りのみでなくまだ登りもあり険しい斜面に登山路が作られていることがわかる。森の中に赤い建物が見えるがわずかの距離に見えるがなかなかたどり着かないもどかしさを感じつつも予定通り、午前11時前には赤石小屋にたどり着いた。  
    





赤石岳に続くトラバ-ス道 AM4:40



綿毛のチングルマもかわいい






赤石岳への最後の登り



赤石岳山頂にて






赤石小屋到着後 土砂降りの雨へ



ずぶ濡れの登山客が次々と到着。 雷鳥は天候悪化を知っていた




 【7月29日水曜日  赤石小屋から椹島へ】

最終日にようやく待ちに待った快晴。定刻の4:00am出発。標高2535mの赤石小屋から椹島1122mまで1400mの標高差は4時間かかると表示されている。休憩を入れても8:30amにはつくはずだが、皆まだ気力が残っていたようで8:00am丁度に到着。シャワーを浴びて疲れを癒す。畑薙駐車場までのバス発車時刻は道路崩落の危険性があるため臨時工事を行うとのことで、その区間を約1時間を見込み13:00発を12:00発に変更連絡があったが、幸い一つ前の10:30発に空きがあり変更することができた。歩行区間もわずか200mほどで臨時駐車場へは11:30到着。





AM 5:30 最終日はいい天気のようだ



椹島ロッジ前の林道に到着



椹島ロッジから畑薙駐車場の工事中区間のみ徒歩となった(200m程)



畑薙夏期臨時駐車場に到着



 帰りの高速も、海老名JCTより圏央道に入り反対車線は大渋滞であったが、さほどの渋滞はなく19:00pm過ぎには、それぞれ自宅に帰還できた。 私事ではあるが一週間ほど前から右股関節に違和感があり同行者にもご心配をお掛けしたが、当初の予定通り実施できたこと、同行メンバーには深く感謝したい。以上




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