9月の山行
 

那須岳・三斗小屋温泉

那須岳最高峰の茶臼岳に登頂

実施日:2024年9月13日(土)~14日(日)
参加者:S(L)、M(SL)、Y、Y、H 男性2名 女性3名    (集中連絡先;Mさん)
天気:1日目 雨と曇りだがほとんど雨  2日目 曇り
行程:
     (行き) 往路 我孫子6:01⇒6:34上野着 快速ラビット乗り換え 上野6:48― 8:21宇都宮着
     宇都宮線乗り換え 宇都宮8時35分⇒黒磯9時27分着
     バス乗り換え 黒磯駅西口10:14⇒那須ロープウエイ着11:17
コース
【1日目】ロープウエイ山麓駅12:13⇒12:20-山頂駅⇒牛ケ首⇒姥ケ平⇒姥ケ平下⇒沼原分岐
     ⇒16:09三斗小屋温泉 大黒屋
【2日目】三斗小屋温泉8:00出発⇒8:20沼原分岐⇒延命水⇒那須岳避難小屋⇒9:53峰の茶屋跡避難小屋10:21
     ⇒11:25茶臼岳11:49⇒12:53山頂駅⇒ロープウエイ山麓駅
持ち物:宿泊装備、ツエルト、ライト、雨具、行動食、熊鈴、 飲料水、地図
宿泊場所:三斗小屋温泉 大黒屋
費用:JR 往復6,160円、バス フリーパス券3,000円、ロープウエイ往復2,400円
     宿泊代 大黒屋 1泊2食付 14,000円     計25,560円


数日前から天気予報の変化が激しく、最初は晴れと曇りだったのが急に雨や曇り予報になり頭を痛めた。決行かどうかは前日の朝まで待ってもらって、前日の早朝の予報では1日目は午前は雨で午後は曇りで2日目は曇りだったのでなんとか大丈夫かなと思い決行することにした。1日目は天気が不安定なので茶臼岳は2日目に変更して1日目はモノレールから降りたら直接三斗小屋温泉に行くコースに変更した。

       

《1日目》 
ロープウエイ山頂駅から降りて休憩場でお昼を食べた後、サブリーダーのMさんを先頭で三斗小屋温泉に向かってっ出発したが午後になっても雨がやまずシトシト降っていた。時々やんだりするものの登山道もびちょびちょでアップダウンも結構あり降りやまない雨に心が折れそうになった。それに三斗小屋温泉は熊の生息地、沢山の目撃情報が寄せられている。私達は熊鈴やホイッスル、笛など持参して音を鳴らしながら歩いた。
Hさんは有難いことに熊撃退スプレーを持参してくれた。歩行中は誰ともすれ違うことなく熊に出会わないことを祈った。ゆったりした歩行時間を設定したはずだったが雨の為に思った以上に時間がかかった。それに沼原分岐の手前で道迷いをしてしまった。とても登山道とは思えない枯れた藪道の中を下って行きおかしいと気づきヤマップで確認、登山道を外れているとわかり急いで引き返す。もしあのまま進んでいたら戻るのに時間がかかり空は暗くなり雨が降ってる為危険だったかもしれない、または熊に出会ったかもしれない、そう思うとぞっとした。夕方4時近くに三斗小屋温泉の大黒屋に到着した。着ているレインウエアはびしょ濡れだったのでストーブのある干場に持っていって干した。ここは昔風の旅館の様な山小屋で、私達はランプの灯った廊下を歩き岩風呂や檜のお風呂に入り疲れを癒した。食事は大正時代のような銘々膳を使ったものだった。私達はビールと美味しい食事で風情のある食事を堪能した。


雨の日の1日目は三斗小屋温泉へ

雨にも負けず

風にも負けず

ランプの灯る宿に到着

風情のある檜風呂

夕食は銘々膳で頂く



《2日目》 
深夜に外で雨の降る音が響いたので明日も雨だったらどうしょうと心配で中々寝付かれなかったが朝になって曇り予報と聞いてホッとした。朝食の前に檜風呂に入り銘々膳の朝食をとり朝8時に三斗小屋温泉大黒屋を出発した。昨日のコースとは違うコースで沼原分岐から延命水を行き強風で有名な峰の茶屋跡避難小屋を通過するコースだ。避難小屋までは登りなども結構あったが昨日の雨の中の山行が辛かったせいか2日目は曇りだったので精神的には楽だった。所々に強風があったが茶臼岳までは岩がゴロゴロの中を登って行くのでそれなりにハードだった。しかし登山者の中には軽装な人やサンダルの人がいて驚いた。中には赤ちゃんをベビーキャリアで背負って登っている若いお父さんがいる。若い人の体力は本当にすごいなと感心した。頂上近くの鳥居をくぐって一気に登り茶臼岳の頂上に着いた。霧がかかって曇っていたけど無事に頂上に着いてうれしかった。茶臼岳はやはり百名山だけあって堂々とした風格のある火山でした。その後はモノレールの山頂駅まで岩だらけの道を降りていきモノレールで山麓駅まで降りそこで昨日泊まった大黒屋で作ってもらったおにぎり弁当を食べて帰途に着いた。 


お世話になった大黒屋をあとにして茶臼岳へ


このあたりは強風エリアだ

峠の茶屋跡避難小屋にて


岩とガレ場ばかりの中での歩行は結構きつい


山頂からロープウエイ駅に向かう




今回の山行は天候がイマイチでしたが参加者の皆さんが嫌な顔をせずに頑張って登ってくれて本当にありがとうございました。 
 記;M.S


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